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2008年6月23日 (月)

中国国内航空:便によっては激安?

 中国の航空会社は、もともとは中国民航1社だったのが、その後の改革開放政策の進展に伴い、今は多くの航空会社に分割化されています。そのため、特に多くの会社が競合している中国の国内路線では、航空会社間で相当競争が激しくなっています。四川大地震の後、気分的に観光旅行に行く雰囲気でなくなったためか、ここのところ、便によっては相当の激安チケットが売り出されるようになってきています。

 インターネットで中国国内線の航空会社のネット予約のページを検索すると、いろいろな値段のチケットが表示されるのですが、早朝便とか、夜遅い便とか、ちょっと不便な便だと、とんでもない安売りチケットが売り出されています。先週は、北京-ハルビン線で150元(約2,250円)、先ほど見たら北京-西安線で100元(約1,500円)なんていうものもありました。こういうのは、今見た時はネットに載っているけれども、すぐに売れてなくなってしまうので、この次に見たら値段は変わっていると思いますが、それにしても、四川大地震の後は、「激安さ」が一段と激しくなった気がします。

 もちろん、こういった「激安チケット」は、ほかに通常料金で乗る客が現れたらそちらを優先する、などという特殊な条件が付いているのだと思います。中国の国内線は、予約する時に旅行会社に聞くと、直前になっても「まだ空席がありますので、お好きな時間帯の便が選べますよ。」などと言われる路線でも、実際に空港に行って飛行機に乗ると、ほとんどの場合、満席です。たぶん、直前まで待って席が埋まらなかった場合にだけ乗せてくれる、という超安売りチケットを買っている人がいるからだと思います。

 直接的には今は四川大地震の後なので不要不急の旅行・出張などが控えられているからだと思いますが、去年の秋頃に比べたら、不動産バブルもはじけたようだし、株も半額以下のレベルになっているので、お金持ちの人たちの「旅行熱」が冷めてしまったことも原因かもしれません。7月になってオリンピックが近くなると人の移動が多くなって国内航空賃も高くなると思うので、今の状況は一時的な現象だと思いますが、それにしても100元台の航空運賃にはびっくりしました。原油価格がこれだけ高騰している中、中国の国内航空会社はやっていけるのでしょうか。

 もしかすると「オリンピック後」のバブルの崩壊が既に始まり掛けているのかもしれません。

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