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2007年7月26日 (木)

この大気汚染の中で野球はできるのか

 今日(7月26日)の北京は視界約500メートルでした。空気汚染指数(API)は151で、汚染の等級はIII(2)級「軽度汚染」だった、とのことです。

※中国国家環境保護総局が毎日出す「空気質量日報」及び空気汚染指数(API)の定義などについては、私のこのブログの6月19日付けの記事

「北京の今日の大気汚染度はIII(1)級(軽微汚染)」
http://ivanwil.cocolog-nifty.com/ivan/2007/06/iii1_5bc5.html

を御覧下さい。

 今日も、晴れてはいるのですが、空全体が真っ白で、上を見上げると、太陽が満月のように透けて見えました。気温は33度程度で、かなり湿度も高かったようです。5月のメーデー連休に青空があった以降は、この7月末まで、空が青かった日は、合計して3~4日しかなかったように記憶しています。

 今日の昼間、「鳥巣」と呼ばれるオリンピック・メインスタジアムのすぐそばの北四環路を通りましたが、鋼鉄製の灰色の巨大な「鳥巣」は全体がかすんで見えました。この巨大な構造物は、灰色の汚染空気の中では全然映えません。やっぱりバックはすっきりした青空じゃないといけないなぁ、と思いました。

 今日は汚染による「もや」が相当に濃かったので、今日のような状態の中でサッカーをやったら観客は相当ボールが見えにくいだろうと思います。野球をやった場合には、フライが上がると外野手がボールを見失うのではないか、と思うほどでした。もし、今日のような大気汚染と33度の気温の中でマラソンをやったら、選手は相当に健康を害すると思います。

 ただ、北京オリンピックは来年の8月8日からで、マラソンをやる8月の後半になれば、だいぶ朝晩は涼しくなるはずだ、という見込みもあります。また、そもそもオリンピック開催期間中は、ちょうど夏休みシーズンでもあり、政府が統一的に指導して、多くの工場を休業にするだろうし、自動車の乗り入れ制限も相当強力にやると思うので、今日のような大気汚染は、オリンピック期間中には出現しないのではないか、と言われています。きっと北京オリンピックは青空の下で競技が行われることになるのでしょう。ただ、もしそうだとすると、世界中の人に、「それが北京の普段の姿なのだ」と思って欲しくないなぁ、と私は思います。何千万人の人が、いつもは、この真っ白い汚染された大気の下で暮らしていることを、もっと世界の多くの人に知ってもらいたいと私は思っています。

 もっとも、そんな他人のことを言うより前に、来年の夏のオリンピックの時期まで、この大気汚染の中で、そもそも私の健康が維持できるのかどうか、そちらの方が最近は心配になってきました。

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