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2007年6月19日 (火)

北京の今日の大気汚染度はIII(1)級(軽微汚染)

 中国国家環境保護総局では、毎日、主要86都市の大気汚染日報を発表しています。

中国国家環境保護総局「重点城市空気質量日報」
http://www.sepa.gov.cn/quality/air.php3

各都市における二酸化硫黄、二酸化窒素、空気中浮遊物質、一酸化炭素、オゾンの量から「空気汚染指数」(API=Air Pollution Index)を計算しているものです。APIの定義は下記に掲載されています。

中国国家環境保護総局のホームページ「背景資料」にある「空気汚染指数」(API)の定義
http://www.sepa.gov.cn/quality/background.php

 上記の中国国家環境保護総局による「大気汚染日報」では、APIを基にして下記の7階級の汚染等級を示しています。定義及び等級の内容は、下記の新華社の2006年1月20日付けの報道を見ると、わかりやすいと思います。

新華社(天津チャンネル)2006年1月20日付け「空気汚染指数の定義と等級分類」
http://www.tj.xinhuanet.com/fuwu/2006-01/20/content_6096035.htm

 上記の報道によると、大気汚染の等級は下記の通りです。

I級(優):API=0~50
大気汚染の問題なし。公衆の健康に何らの影響を与えない。正常な活動が可能。

II級(良):API=51~100
大気汚染により何らかの影響を受ける可能性がある。ごく少数の汚染に特別に敏感は人以外は、公衆の健康に影響を与えない。正常な活動が可能。

III(1)級(軽微汚染):API=101~150
III(2)級(軽度汚染):API=151~200
敏感な人たちは持っている症状が若干悪化する可能性がある。健康な人でも刺激症状が出現することがある。心臓病、呼吸器系疾患の患者は体力を消耗する戸外活動を減らす必要がある。

IV(1)級(中度汚染):API=201~250
IV(2)級(中度重汚染):API=251~300
心臓病及び肺病患者に対しては症状を顕著に悪化させ、運動に対する抵抗力を弱める。健康な人たちの中にも広く症状が出現する。老人及び心臓病、肺病患者は室内に留まり、かつ体力を使う活動を減らす必要がある。

V級(重度汚染):API=301~
健康な人々に対しても運動に対する抵抗力を弱める。強い症状を発現させたり、何らかの疾病の発現を促進する可能性がある。老人及び病人は室内に留まり、体力の消耗を避ける必要がある。一般人も戸外での活動を避ける必要がある。

 ちなみに、今日(2007年6月18日(月))の北京の「大気汚染日報」は、API=138、汚染等級はIII(1)(軽微汚染)、APIを高めた主要な原因は「空気中浮遊物質」(中国語で「可吸入顆粒物」=直径10ミクロン以下の浮遊微粒物質)でした。

(「可吸入顆粒物」の定義については下記を参照)
中国国家標準「環境大気汚染標準」GB3095-1996
(1996年1月18日:国家環境保護局・国家技術監督局発布)
http://www.sepa.gov.cn/image20010518/5298.pdf

 今日(6月18日(月))の北京は、どんよりした霞のようなものが掛かった状態で、視界は1kmあるか、ないか、といった程度でした。空を見上げると、真っ白い空の中に太陽が透けて見えました。太陽が見えているので、曇りではないはずなのですが、空は真っ白です。なんとなく、喉のところに、コホコホと咳をしたくなるような刺激を感じます。たぶん、この空気の中でマラソンをやったら、マラソン・ランナーはちょっとツライと思います。雨が降らない、風の弱い日は、汚染の度合いが高まるようです。

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